デュアルマスター®は、コーティング施工前の研磨(下地処理)を最も重要視しています。研磨は、洗車傷やオーロラなどの塗装表面のダメージを除去し、塗装本来の色と輝きを取り戻すための繊細な作業です。深い傷や塗装剥げなどのダメージがある場合は、塗装の厚みや状態を考慮しながら、適切な方法で研磨を行います。
研磨は、塗装を削る作業であるため、やりすぎると塗装の厚みが減り、塗装密度の低下を招く可能性があります。そのため、デュアルマスター®では塗装の状態を見極めながら、適切な研磨方法で、塗装本来の美しさを最大限に引き出すことにこだわっています。
近年の塗装の進化に呼応するように、全く新しい研磨システムとしてデュアルマスター®は生まれました。
従来の研磨では、コンパウンドの成分で研磨ダメージを埋めていました。しかし、これはあくまでも見た目を良くするためのもので、塗装の強度は向上しません。
デュアルマスター®研磨システムでは、傷より深いダメージを極力入れないように研磨を行いながら、セラミック塗料を配合した「Du:Maコンパウンド」でセラミック被膜を同時に形成します。
セラミック被膜は、傷や研磨ダメージを埋めるのではなく、塗装の上に保護膜を形成します。そのため、アルコール濃度100%の脱脂剤で洗車しても、戻り傷が一切出ません。
また、微細な研磨ダメージもゼロに近い状態に仕上げられるため、塗装はフラットになり、コーティングの密着性が格段に向上します。国産車と輸入車の塗装の違いを補い、硬度と耐久性をレベルアップさせるペイントチューニング®を施します。